2019年第4四半期のバイオ医薬品のM&Aは前年第4四半期に比べ47%増加

2019年第4四半期のバイオ医薬品のM&Aは前年第4四半期に比べ47%増加
by Clarivate Analytics Japan
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図1. 2019年第4四半期のM&Aトップ10

データ出典:Cortellis Deals Intelligence

 

アジア太平洋地域のMA活動は日本に集中

2019年第4四半期のアジア太平洋地域における顕著なM&A活動は日本企業によるものでした(取引に関与している10社のうち7社は日本に本社を置いています)。前述のとおり、アステラスは37億ドルでAduentesとXyphosを買収し、旭化成は13億ドルでVeloxis Pharmaceuticalsを買収しました。

 

武田は、シャイアーの買収後もリストラ活動に積極的であり、非中核資産の売却を継続しています。インドの製薬会社Lupinは、日本の子会社である協和ファーマをプライベートエクイティ企業のUnison Capital Partnersに5億2500万ドルで売却しました。日本に本拠を置く東和薬品は、スペインにおるEsteveのジェネリック部門であるPensa Unvestmentsに約356百万ドルを拠出し、欧州および米国市場での存在感を強めました。

 

疾患分野にまたがる高価値のライセンス取引

総取引額のトップ10をリードしたBeiGeneは、Amgenの抗体blinatumomab(Blincyto)とdenosumab(Xgeva)ならびにプロテアソーム阻害剤(Kyprolis)に対する地域販売権​​を獲得することにより、中国のがん市場におけるシェア拡大を目指しました。ロシュはトップ10(図4)の中で最大数のライセンスを保有しており、それぞれ異なる取引相手との2つのディールではバイヤーとなり、その合計予測値は46億ドルでトップ10ライセンスの全体価値の27%です。

図2. 2019年第4四半期のトップ10ライセンス取引

データ出典:Cortellis Deals Intelligence

 

編集者注:この分析に用いた全データは、Clarivate AnalyticsのCortellis Deals Intelligence から 入手したものです。

英語原文ページからは、主要なM&Aの詳細分析、APAC企業によるターゲットポートフォリオのレビュー、2020年第1四半期の高価値で多様化されたM&Aの概要など、2019年第4四半期の完全な分析レポートがダウンロードできます。

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